【Blog】私という名の友達 ~You've Got A Friend
- okatsunet
- 2018年5月5日
- 読了時間: 5分
ツアーが無事一段落しました。
関西のライブにお越しいただきました皆様、またTwitterやInstagram、Facebookで拡散も協力してくださり応援してくださった皆様、本当にありがとうございます♪

このアルバムを通して今まで出逢ってきたすべてにお礼を言い回りたいと思い、
制作からライブツアーまで走り続けてきました。
あっというまに3ヶ月ほどが過ぎ去っていました…
いろんな感情を持ち、自分の体力、精神力のメーターの最大値を何度も超えた気がしますが、
私は本当に出逢う人や機会に恵まれ過ぎているほど、幸せだと感じています。
自分がやりたいことで皆さんに支えられて生きていられる
そう感じられるようになるまでものすごく時間がかかりましたが、
ようやく自分がなすべきことや、やるべき方向が見えたなぁと思います。
女性の20代前半~後半ってみんなそうなのかなぁ。
何かずっと決まらずにもやもやを抱え続けてきた今までの自分に大丈夫だと言ってあげたい位、何か大きな希望と幸せに満ちあふれています。

私が「Leave Love Behind」について書きはじめた、Just the Two of Usの投稿では、
自分という人間が少なくとも2人いるという話からスタートしました。
そしてアルバムを手にとっていただいた方はご覧いただいた方も多いと思いますが、
この最後に充てたYou've Got A Friendという曲には、
「私の中にいる自分に対して、励ましてくれているもう一人の自分がいる」という私の解釈を書きました。
自分の光と影、自分は両方の面が極端で、何事も10ゼロで考えてしまうことが多く、
マイナスの部分のエネルギーの方が大きく、
プラスの自分はいつも反対面にいるという状態でした。
目の前のことに追われて、手に取るチャンスを間違えたり、
甘い言葉に惑わされたり、
悲しみからいつまでも解放されなかったり。
なんだかんだ言って、生きるのって大変だと思います。
1つ1つの失敗が新しく始まるはずの 結果を作って
何に対しても気が進まなかったり、
明日も頑張ろうが苦痛で仕方なくて、
動けない一日をまた後悔したり。
みんなルートは違えど、感じることは同じなのかもしれません。
私が心の病気をしたときに母は言いました。
「桂はそんな子じゃなかった」と、
その言葉に悩みました。
本来の私とは何なのか。
今の私は自分ではないのかとか。
自分は異常なのか…とか。。
そうして私は、私の向上心を切り離し、別の人格として遠ざけたのです。
ダメな割合が良い割合を超えたとき何かの拍子で潰れて、
それからその別人格、「私のプラスさん」はいつも裏方へ回りました。
過去の存在が新たな瞬間のすべてにのしかかり、
「私のプラスさん」の声はどんどん小さくなっていきました。
そんな時、音楽の中で 私のすべてを見て、聴いてくれる人に出逢い、
その人が、「私のプラスさん」と手をつないで
まだ思い悩む前の頃の私が親しかった人たちと再開する機会をくれました。
家族や親戚、友達、地元の人、景色すべてがあたたかいと思う心が戻りました。
悲しいとき、苦しいときに正直になって頼る素直さを今になって手に入れました。
そうして気づいたのは、
「私の中にいる自分に対して、励ましてくれているもう一人の自分がいる」
のではなく、
「私のプラスの面が知らない間に隠れて見えなくなってしまっていた」
ということでした。
なんということでしょう(; ;)
自分で気づけないくらいには様々起こった過去のつらい出来事を引きずり続けていたんだと…
たぶん高校を卒業した頃くらいから思い続けていたのでもう何年になるかわかりません←
だけど、何かきっと見えないことでも、ゴールがあり、
また新しい気持ちで歩き出せる気持ちになれる出逢いが誰しもにきっとあり、
生きてこそ
ほんとうに生きてこそ味わえる特別な経験で、財産なんだと思います。
いろんなことを乗り越えて、今はつらくてもきっと、と思いながら
少しずつでも足踏みでも、今日を経てまた明日を願うことだけでいいのだと思います。
そうすれば何かが少しずつでも変わって来るかもしれません。
小さな幸せのかけらを私の中からとりだして、
もっと誰かの元へ届けたいと、
改めてこのアルバムリリースとツアーで感じることができました。
足をはこんでいただいた皆さんも、
遠くから応援してくださる皆さんも、
私を近くで支えてくれた方も、
本当にありがとうを 歌えなくなるまでずっと
声で伝え続けられたらそれこそが私の幸せです。
You just call out my name
And you know wherever I am
I'll come running,
to see you again.
Winter, spring, summer or fall
All you have to do is call
And I'll be there, yes I will.
You've got a friend
私の名前をただ呼んで
そう私がどこにいたとしても
すぐに駆けつけて
またあなたに会いに来る
春夏秋冬いつでも
ただ呼ぶこと、それだけで良い
そうすれば私は、ここにいる必ずね
私の友達
大丈夫、まだやれる、頑張れると
頭で励ましてくれるのは大切な
あなたの中の「友達」。
少しの優しさと、少しの努力と 生きること
それできっとあなたが救われますように。
躓くたびに、それはあなたが乗り越えられるチャンスなのだと
季節のように色を変えて、あなたのプラスとマイナスがバランスを崩してもいつか
笑える瞬間がやって来ます。
そのすべてが味方になると信じています。
皆さんが、日々を穏やかに過ごせますように
I leave all my love and my pleasure behind
私からのすべての愛と感謝をここに祈ります。
堀桂 Katsura Hori
このアルバムの収録曲に関してのブログを最後まで読んでいただきありがとうございます。
引き続き様々、ブログは更新していきますので応援よろしくお願いいたします♪
明日はまたまたライブ、ギタリスト舩冨氏の母校OBOGライブに参加させていただきます。
南堀江のSOCORE FACTORYにて15:45から予定。
連休最後の一日、ご都合よろしければ是非お越しください♪
それでは、また(^^)
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